ジャンクフード

ジムからの帰り道、ポテトチップスを頬張りながら歩いている中学生の一団に遭遇しました。

今更、彼らのマナーを云々する気はありませんが、私は成長期にある子供たちが、いわゆるジャンクフードを好んで食べていることが非常に気になったのです。

ご承知の通り、ジャンクフードとは低コストと美味しさを追求するあまり、カロリーばかり高くて、栄養価が低い脂肪と糖分と塩分の塊です。

例えば、若いサラリーマンや学生に圧倒的な人気を誇るマクドナルドのバリューセット(ハンバーガー+ポテト+コーラ)は成人が1日に必要とする塩分・脂肪分・糖分が1食で摂れてしまいますので、それ以外の食事はよほど気を付けないと塩分・脂肪分・糖分の摂り過ぎということになるのです。それに運動不足が加われば太るのは当然ということになりますよね。

さらに悪いのは人間の舌というのは脂肪・糖分に対しては「飽きる」ということがないので、いくら食べても「美味しい」と感じてしまうため限度が無くなってしまうそうです。

それを食べ続けていれば、当然栄養バランスも崩れ、病気に罹りやすい体になってしまいます。最近では、ビタミンB1の不足により、脚気になる若者が増えているそうです。

やはり、一番身近にいる、特に母親が注意してやらないといけませんよね。

ジム友のマダムYさんなどは我が子にはジャンクフードはもとより一切のインスタント食品を与えていないそうです。

親たるもの、この位の毅然とした態度で子供に接したいものです。

健全な精神は健康な体に宿ると言われます。

いつでも美味しいものが食べられる飽食の時代ですが、我々もたかが食事と侮らないよう注意して行きたいものです。

※ジャンク:がらくた、屑の意