戦力外通告

今年のプロ野球もジャイアンツの「日本一!」という事で目出度く幕を閉じました。

選手たちはしばし勝利の美酒に酔いしれていることでしょうが、それどころではない選手が何人も出てくるのがこの季節です。

いわゆる、「戦力外通告」を受けた選手たちです。

いずれの選手も将来を嘱望されて入団した筈なのに、一方では華やかなスポットライトを浴びて活躍する選手がいれば、ついに陽の目を見ないまま球界を去る選手がいるというのは、なんとも厳しい世界ですよね!

因みに今回ジャイアンツから「戦力外通告」を受けた選手は12人いますが、その平均年齢は何と25.7歳ですよ!

生まれてこのかた野球しか知らない20代半ばの若者がいきなり社会へ放り出されるという現実をどう受け止めるのでしょうか?

また、この時期はチーム事情を考慮してトレードに出される選手もいます。

その中で気になった一人に、一時期ジャイアンツのエースとして活躍した東野 峻というピッチャーがいます。

彼がトレードに出される原因となったのが、ちょっと変わっているので紹介したいと思います。

彼は野球選手には珍しく無類のへービースモーカーなんだそうです。

反対に大のタバコ嫌いの原監督は、ことあるごとに東野選手に禁煙するよう注意されていましたが、「禁煙するのも信念なら、止めないことも信念。」と主張して、ついに禁煙しませんでした。

この名セリフ(?)に業を煮やした原監督が、今シーズンは徹底的に東野選手を干して、挙句の果てにトレードという手段で厄介払いをしたというのですから怖いですね。

もちろん、新聞・TVでは報道されませんが、関係者の間では専らの評判だそうですよ!

※野球音痴の方ごめんなさい!!