新米が美味しいですね!
お米好きの私にとっては堪らない季節になっています。
ふっくらと炊きあがった新米を茶碗によそうだけで幸せな気分になってしまいます。
ところで、よくTVのリポーターが新米を食べながら「う~ん。旨い!これならおかずなんか要りませんね!」とか何とか言っているのを聞くと確かに美味しいことには違いないけど、果たしておかずなしでどこまで食べられるものなのでしょうかね?
私は、どんなつまらないことでも一度気にすると居ても立ってもいられなくなってしまう性質ですから、ある日のこと、意を決して試してみることにしました。
まず、用意したのは茶碗一杯の新米と箸だけ。
先ずは、黙想して深呼吸をした後、ひと口目に取り掛かりました。
「旨い!」のひと言しかありません。
確かにリポーターの言う通りです。
続いて、ふた口目です。
これも、「旨い!」です。何の問題もありません。
3口目になると、美味しいことは美味しいのですが、何か物足りなさを感じるようになりました。
4口目、美味しいという感覚が若干薄れてきました。
5口目、この頃になると咀嚼するのがいささかしんどくなり、何でもいいからおかずが欲しくなってきます。
6口目、食べることより、なんでこんなバカなことをやっているんだろうという、自虐的な思いが生じてきました。
7口目、ついに我慢できなくなり、冷蔵庫から明太子を取り出してしまいました。
その、美味しい事といったらありません。これならいくらでも食べられそうです。
というわけで、惜しくも志半ばで挫折してしまいましたが、皆様もぜひトライしてみてください。
改めて、おかずの重要性を感じるはずです。
「そんなくだらないことしている暇なんかあるものか!」と言われれば、その通りですがね・・・。
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