快適空間とは?

私は毎日のようにジムへ通っていますので、当然多数の会員と顔を合わせることになります。

しかしながら、その殆んどの人の名前や「人となり」を知ることはありません。

また、知る必要もありませんし、むしろ知ったとことにより、徐々に関係が深まるのを避けていると言った方が正解かもしれません。

何故ならば、単に同じ空間を共有するだけの他人にいちいち気を遣いたくないのです。

でも、これはジムだからこそ許される事であって、会社や学校だったら到底通用することではありませんよね!

会社や学校へ行って、挨拶ひとつ交わすわけでもなく、隣に座っている人がどこの誰だかわからない等と云うことはあり得ないわけです。

それが、ジムでは目と目が合っても挨拶しないで済みますし、最低限のマナーさえ守っていれば、他人の思惑など一切気にしないで過ごすことが出来るのですから、私のような人見知りの激しい人間にとっては非常に快適な空間と云えるのです。

これは、決して私の偏見ではなく、会員の行動を半年に亘って観察・分析した上での結論だということを申し添えておきます。

次回は「高齢化に伴う友人作りの難しさ」について考察したいと思います。