高齢者の友人作りについて

一般的に歳を重ねてから友人を作るのは難しいと云われていますが確かにその通りですね。

仕事からリタイアすれば会社勤めをしていた頃の友人との仲は次第に疎遠になっていくものですし、生活基盤も自宅が中心になってくるので積極的に町内会の行事にでも参加しない限り、同じ趣味を持つ仲間や飲み友達と知り合う機会も無い訳です。

特に現役時代要職にあった人ほどリタイア後の社会復帰が難しいでしょうね?

現役当時は黙っていても回りがチヤホヤしてくれていたのが、退職した途端に誰にも見向きされなくなってしまうというのは、ある意味残酷とも言えますよね。

そのような人の多くが朝から酒を飲むようになり、挙句の果てはアルコール依存症になってしまうというケースがここ数年激増しているそうです。

それではどうすればいいのか?

私は、なるべく外へ出て少しでも多くの人々と触れ合うことだと思います。

かくいう私も他人に馴れ馴れしく話しかけるのは苦手な方ですが、それでも4年もジムに通っている内にいつからともなく10年来の知己の如くウマが合う仲間たちが増えてきました。

私はこの仲間たちを新しく出来た友人という意味を込めて「親友」ならぬ「新友」と呼んでいます。

日々切磋琢磨(?)して競い合うことのできる「新友」の存在が、ともすればネガティブになりがちな我々シニアの生活を活性化させてくれるものだと信じています。

いつまで続けることが出来るでしょうか?

お互いに頑張りましょう!