つい先日感動の再会を果たしたばかりのF君から「急だけど肉を食べにいかない?」というお誘いの電話がありました。
実は私、公にこそしていませんが、知る人ぞ知る大の肉好きで、持病のひとつである痛風も若い頃の肉の食べ過ぎが原因だといっても過言ではありません。
久しぶりの肉に期待を膨らませ向かった先は新松戸にある「K」というステーキレストランです。
駅からちょっと離れた住宅街の中に位置する店は全面ガラス張りで、内装はシンプルですが温かみのあるデザインで新松戸にいることを忘れるくらいの素敵なたたずまいのレストランでした。
まずは、前菜にイベリコ豚のアスパラ巻きがでてきました。
それをひとくち口にしただけでこの店のシェフが只者ではない事がわかりました。
私のような料理通はメインディシュよりもこうした前菜を口にしただけで店のグレードを見極めることが出来るのです。
予測通りメインのアイスランド直輸入のラム(仔羊)のステーキは最高でした。
大好物の肉を頂きながらの美酒の数々にすっかりいい気分になってしまいましたが、何といっても嬉しかったのはF君と当時の思い出話を心ゆくまで交わせたことです。
40年間という長い空白は今更埋めるべくもありませんが、こうして学生時代に帰って昔話をしているうちに、また新たな友情のスタートが切れたような楽しいひと時になりました。
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