「お礼の言葉」

私は他人からモノを貰ったり、ご馳走になった時は必ず2回以上はお礼の言葉を言うようにしています。

直後のお礼は誰でも口にする、いわば社交辞令のようなものですから謝意を表すというより、いわば決まり文句として口にしているだけですよね?

心から感謝する気持ちを伝えるには、やはり何回か相手に伝えることが必要だと思うわけですよ。

 

例えばレストランでご馳走になった時は食べ終わった時だけではなく、帰り際にもひと言「ご馳走様でした!」と云うだけで随分印象が良くなるものです。

さらに、後日出会ったときにも、「先日はどうも。」と軽く挨拶すれば相手は決して悪い気持ちはしない筈です。

 

ただし、ラーメン一杯ご馳走になったからと云って、会う度にお礼を言うのも嫌味に取られてしまうこともありますから、この辺の兼ね合いは難しいところですよね?

 

でも、私は「お礼の言葉」を他人には求めないようにしています。

「お礼の言葉」を期待して親切なことをしてあげるのなら、いっそしてあげない方がましですからね。

いいじゃないですか?私には聞こえなくても相手は必ず心の中で「ありがとう!」と云ってくれていると思えばいいのです。