掛け湯

私はジムの風呂や銭湯などの公衆が利用する場所では必ず全身を洗ってから湯船に浸かるようにしています。

家風呂などあるのが珍しい時代に育った私にとって、それが最低限のマナーだと思っていますからね。

 

ところが、ジムには掛け湯もしないで湯船に飛び込んでくる連中が後を絶たないのですよ!

掛け湯と云っても、申し訳程度に股倉にジャバっと湯を掛けるだけではいけませんよ。

首筋から指の先までお湯に浸かる部分はすべてしっかりと洗い流さなければいけません。

 

これが銭湯を知らない世代の若い連中ならともかく、我々と同じ年代の輩が平気でやっているのを見ると情けなくなってしまうのです。

 

私自身決して潔癖症ではないつもりですが、それでも、どこの誰だか分らない人が掛け湯も無しで入ってくるのを我慢できるほどおおらかな気持ちは持ち合わせていません。

 

キレイとか汚いとかはともかく、そのような公衆道徳の欠如した人と一緒の湯船にいるのが耐えられないのです。

そうした人達から見れば、"神経質すぎるんだよ!"と云われ兼ねませんので、不愉快な思いを払しょくするために、このたびジムの湯船に浸かることを断念いたしました。

 

家風呂では味わうことの出来ないゆったりした空間を楽しむことが出来なくなってしまいましたが、ストレスを持ちながら入るのでは意味がありませんからね!