男の美学

この数週間、悩みに悩んだ末、ついに「グループキック」から脱退することにしました。

長年にわたり楽しんできたレッスンから手を引くというのは断腸の思いでありますが、いかんせん私の体力では、最近とみにハードになったレッスンに付いて行くことが出来なくなってしまったのです。

 

ただ単に疲れるだけなら、こうも簡単に諦めたりはしないのですが、今回のプログラムの中に私の能力範囲をはるかに超えた難易度の高い動き(写真参照)があり、それがどうしてもクリアーできないのです。

家に帰って密かに練習もしてみたのですが、何回トライしてもカエルが這いつくばったような不様な恰好を繰り返すばかりでした。

 

こんな醜態を人前に晒してまで続ける意味があるのだろうか?

それならば、潔く身を引く事が男の美学ではないかと思量して、今回の決断に至った次第であります。

 

一抹の寂しさは覚えるものの、いざ決心してみると胸のつかえが下りてスッキリした気分になりました。

思うように動けないことが、いつの間にかストレスになっていたのでしょうかね?

 

ただ、残念なのは、終了後の打ち上げが出来なくなってしまったことです。

大汗を掻いた後の生ビールの味は格別でしたからね!

それだけが心残りでなりません。

 

※①の姿勢から足腰のばねを使って瞬時に②の姿勢になる。