「タニタ」成功の裏には

病院食のようですね!
病院食のようですね!

体脂肪計と社員食堂で一躍有名になったタニタの創業ファミリーの谷田昭吾氏の講演を聞く機会がありました。

彼は社長である父親の業務をアシストしながら、赤字続きのタニタを世界№1の体脂肪メーカーに飛躍させた手腕の持ち主なのであります。

 

といっても、巨額な設備投資をした訳では無く、これまでメインの仕事であった「体重計ビジネス」からの字を取って「体重ビジネス」に発想を転換した事によって国内初の体脂肪計の開発に成功したのです。

 

また、「タニタ食堂」もきっかけは社員の健康維持・増進を目的に「美味しいモノを、おなか一杯食べても太らない!」をコンセプトに社員食堂をオープンしたところ、NHKの「世界の社食」という番組に取り上げられたことで反響を呼び、大ブレークしてしまったといいます。

世の中に数多ある社員食堂でなぜ「タニタ食堂」だけが脚光を浴びるのか?

 

それは、食堂内にはバランスのとれた食事が出来るように様々な工夫が凝らされているのです。

さらに、食事スペースの隣にはカウンセリングルームがあり、自分にあった食事内容についてのカウンセリングが無料で受けられるそうです。

 

このように、お金を掛けたり、気を衒った事はは何一つしていません。

要は時代を先取りする卓越したアイディアと、それを速やかに実現させる行動力が、今ある「タニタ」の成功の秘訣なのでしょうね?

たまには、こうした若くして成功者した人物の講演を聞くのもいいものですよ!