葡萄パン

物心ついた時から何故か葡萄パンが大好きでした。

葡萄の甘酸っぱい味と柔らかなパン生地がマッチして、食糧事情の悪かった幼少期には最高のおやつだったのを今でもはっきり覚えています。

さて、話は変わって、先日妻が湯島にある「舞い鶴」と云うベーカリーで巨峰入り葡萄パンを買ってきてくれました。

この店はTVで何回も紹介されていますから、ご存知の方も多いかと思いますが、葡萄パンに特化した行列のできるパン屋さんなのです。

かねてから一度は食べてみたいと思っていましたので早速スライスをして食べてみました。

ご覧のように大粒の干し葡萄がこれでもかというほど詰まっていて、パンはほんの申し訳程度にしかついていません。

最初の一口、二口は美味しく食べられましたが、次第に干し葡萄の強烈な甘さが口中に溢れてきて後が続かなくなりました。

パンというよりは干し葡萄の塊を食べているようで、私の口には合いませんでした。

とはいえ、こんな葡萄パンには滅多にお目にかかることはありませんから、一度は試す価値はありますよ!

ちなみに、普通の食パン程度の大きさ1斤で1600円です。