約束

話の成り行きで、後先考えず安易に約束をしてしまうことってありませんか?

私もついつい軽はずみに約束をして苦労することがあるのですよ!

だからといって反故にしたことはありません。

いったん口に出したからにはどんな約束でも律儀に守るべきですからね!

それに約束というのは一種の契約ですから、守るのが当たり前なのです。

守ったからといって決して褒められるようなことではありません。

でも、これまでの経験から云って、きちんと約束を守れている人は意外と数少ないものです。

その昔、取引先の部長さんから「近いうちに銀座に飲みに行きましょうよ!」と何十回も誘われましたが、具体化したことは一度もありませんでした。

当人にすれば挨拶代わりのつもりなのでしょうが、誘われる側からすれば期待してしまいますからね。

些細なことですが、結局その会社との取引を先細りにせざるを得ませんでした。

約束を軽く見てはいけないという、一例ですね!

とにかく約束の基本は「言った方は忘れてしまうが、言われた方はいつまでも覚えているもの。」です。

大げさかもしれませんが、出来ない約束や安易な約束をする事は、信用までなくしかねないということなのです。