夢のマイホームが

最近、家の近所では建売住宅の新築ラッシュになっています。

ジムの行き帰りにブラブラ見て回るのですが、建築技術の水準が上がったのでしょうか、どの家も見栄えがよくて、なおかつ豪華な作りになっていますね!

そのせいか、駅近や日当たりの良い物件はすぐ売れてしまっているようです。

今は住宅ローンの金利も下がったことと、頭金が無くとも高額な物件を購入することが出来るようになったので、賃貸に住むよりはマイホームを買ったほうが得だと考えてしまいがちですが、現実には借金地獄に陥る人が急増しているそうです。

以前、不動産屋でアルバイトしていた時、年収300万円程度の30歳代のサラリーマンが3500万円のローンを組んで契約する席に立ち会ったことがあります。

なんと無謀なことをするのだろうかと心配していたのですが、満面の笑みを浮かべ契約書に判をついている若いカップルを見ていると何もいえませんでした。

ちなみに、金利2%、元利金等返済すると、毎月の返済額は116千円、そして返済額の総計は4872万円になります。

案の定、そのサラリーマンは3年と持たずに夢のマイホームは競売に掛けられ、後は山のような借金だけが残ってしまったのです。

ずらりと立ち並ぶ新築住宅を眺めていると、ふと当時のことを思い出してしまいました。