少年犯罪に思うこと

船橋市で18歳の女性が車で連れ去られ、殺された挙句、地中に埋められると云うなんとも悲惨な事件が起きました。

犯人は20歳の男性だということですが、実際には複数の少年・少女が絡んでいたようですね。

また、事件の背景には複雑な事情があるようですが、記憶に新しい「川崎・中二殺人事件」のように、何の抵抗もなく人を殺めるという犯罪が多くなりましたね。

こんなに簡単に人の一生が閉ざされてしまっていいものなのでしょうか?

これらの事件に共通しているのは逮捕されても平然と歩を進める犯人の姿です。

彼らからは罪の意識など微塵も感じられませんでした。

被害者家族の悲惨な気持ちは計り知れないことだと思います。

一方、加害者の家族に待っているのは地獄のような現実です。

事件が起きて「加害者の家族」という烙印を押されたとたん、近所の見る目が冷たくなり、会社や学校はもちろん、買い物にも出られなくなってしまいます。

これまでの平穏な日常は失われ、退職、執拗な脅迫に悩まされ、針のムシロに座っているような生活が毎日続くことになります。

家族も、また一生罪を償わなければならないのです。

最近、頻発している凶悪な少年犯罪を目の当たりにするたびに、その家族の暗澹たる行方を考えてしまいます。