資源ゴミ

資源ゴミの持ち去りが問題になっていますね。

いまや、回収した資源ゴミを換金する「持ち去りビジネス」が組織的、かつ大規模に行わているようです。

これまで、私は持ち去られても誰に迷惑をかけるわけじゃなし、最終的にはリサイクルされる訳ですから、別に構わないと思っていました。


ところが、自分の家から出す分だけなら、それこそ二束三文にしかなりませんが、″チリも積もれば山となる″の例えの通り年間を通すと莫大な金額になることを知って驚きました。

世田谷区では昨年1年間だけで6億4千万円相当の資源ゴミが持ち去りの被害に遭ってしまったそうです。

それぞれの区によって差はあるでしょうが、これだけの財源を失う事になれば問題は深刻ですよね。


それぞれの自治体では条例を制定して対抗策を講じる方針ですが、基本的にゴミは所有権が放棄されているとみなされ、持ち去られたとしても窃盗罪などの罪には問えないそうです。

ただ、単に「持ち去り禁止」を唱えるだけではなく、持ち去りが罰金・罰則の対象になる根拠を明確にしておかない限り、この問題は簡単には解決しそうもありませんよ!