覆水盆に返らず

 

闇カジノ賭博問題の渦中にある桃田選手の更なるスキャンダルが週刊誌によって暴露されてしまいました。

 

紹介するのが恥ずかしいくらいの内容なので、ここでは控えておきますが、バドミントンしか知らない二十歳そこそこの若者が夜な夜なカジノやキャバクラで豪遊していれば、いつかは週刊誌の格好のネタにされるのは当然のことですよね。

 

まぁ、自分で稼いだ金をどう使おうと勝手ですが、オリンピッククラスの選手は他のプロスポーツ選手と違って、国から強化費(税金)が出ていますから、金の使い方には細心の注意を払うべきなんですよ。

 

しかし、彼にはそうした感覚はまったくなかったようですね。

 

物心ついた頃から勉強そっちのけでバドミントン一筋に励んできた人間に人並みの知識や教養を求めるのは酷かも知れませんが、自分が世界のトップランクに位置していることを自覚さえしていれば、このような問題は起きなかったはずです。

 

″覆水盆に返らず″と云いますが、こんなことで栄光の座から転げ落ちるとは、夢にも思っていなかったでしょうね。