非常食の行方

 

仕事の一環で各小・中学校の備蓄倉庫を点検する作業があります。 

そこには飲料水、アルファ米、ビスケット等の食料品から、医薬品さらにトイレットペーパーから毛布まで災害時に必要となる食料や生活必需品が大量に備えてあります。

 

蒸しかえるような倉庫の中で、それらの品物をチェックするのは容易ではありませんが仕事ですからねぇ、汗ビッショリになって頑張っておりますよ。 

さて、私が気になったのは食料品、水それに医薬品には消費期限が決められていて、一定の期間が経過すると、すべて処分されてしまうことです。

一つの学校だけだったら驚くほどの量ではありませんが、全国の小・中学校分を合わせたら莫大な量になりませんか? 

もちろん、いざというときのための備えは必要ですが、額の汗を拭きながら複雑な思いに捉われてしまいました。